Ra.kiraki..

かわいいを探す日々

加藤シゲアキ主演 グリーンマイル 東京グローブ座 10/8 13:30・10/9 18:30・10/14 13:30 を観た感想 ※ネタバレあり

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今回、チケットのご縁にすごく恵まれて3公演観てきました。

言葉にできないほど、とても重たい作品でした。

観劇する前は、今回は3回も観れるし、細かい部分までレポがんばるぞーなんて意気込んでいたのですが、いざ書こうと思ったら 打っては消し打っては消しの連続で筆が進まないのです。日常生活のふとした瞬間に思い出すくらい強烈に記憶には残っているのに。そのくらい衝撃的で、消化できない作品でした。「でした」じゃないな、現在進行形です。今ももやっとした気持ちが胸の奥底でぐるぐるしている。

そんな感じで二の足を踏みまくっていたら、東京公演千秋楽もとっくに終わってしまった…

 

舞台が決まったときのわたしは、グリーンマイルを知らなかったし(安定)今となっては本当に申し訳ないくらい、シゲを目当てに「しげちゃん、やっほー!元気〜?!」な軽い気持ちで見に行こうと思っていたし、観に行ったんですよ…おわった後の喪失感というか、心身共にフルボッコにされる感覚、こんなのはじめて。

ただグローブ座のフカフカの椅子に座って観ていただけなのに、立てないくらいの身体の疲労感を感じて 言葉にならないまま 会場を後にした感想をだらだらと書いていこうと思います。長いです。たぶん。

 

 

 

何はともあれ、まずはなんといってもストーリーを忘れたくないから、ざっくりと演出等を箇条書き。ネタバレ注意。

詳しいことは映画に沿っている(順番は変わってるところもありましたが)のでそちらを見てもらえればとおもいます。

 

・ テーブルと椅子、長椅子二つとロッカーぽいものがおいてあり、奥は鉄格子風の壁になっているすごくシンプルなセットでこの物語は進みます。

(1幕では上手に看守用のテーブルと椅子、その後ろに通路とつながる(?)扉。下手に囚人用の長椅子が置いてあり、2幕では逆になる。看守の後ろの扉は懲罰房に)
肝心要の床はもちろん、グリーン。渋めのグリーン。近すぎると逆に見えなかった。

・照明と音で世界観を表現している感じ。

 

ポップで明るいジャズ?の音楽でグリーンマイルは始まって、暗闇から看守のシゲが上手から登場。目力が凄まじい。かっこいいという印象。この時はまだ、シゲ!!かっこいい〜!と思う余地があったし、知らぬ間にがっちりした身体つきになっていて看守服姿で舞台に立っているシゲは本当にかっこよかった。


中央には光に照らされた電気椅子が置いてあり、実物を見たことも、触ったことも、もちろん使ったこともないそれに、一気に不安が押し寄せてきてドキっとしました。
シゲによる78番目の男との物語というナレーション(ニュアンス)があり、そこからストーリーが始まるのだけれど、初っ端のパーシーの「死人だ!死人が通るぞ!」の一言で、これからのストーリーがハッピーではないということを強く印象付けられて、oh感が強かった…

 

・パーシーの言葉にうんざり気味のポール。鎖に繋がれたコーフィとコーフィを棒で突くパーシー

・そんなパーシーに診療所の手伝いに行くように諭すポール。

・「人手は足りている。」「それは俺の仕事じゃない」と嫌味たっぷりに口答えするパーシー

・パーシーがイヤな奴だと一気に印象づけるタイム

・ここから出て行けと追い出すポール。わーわー言うドラクロアの監獄を警棒でたたいて怒りの足取りで出て行く。

(ちなみに、たたくと鉄をたたいた時になるような音がなるし、鉄格子を開け閉めする時もそれを想像させる音が鳴る。鍵をかけるともちろんその音が鳴るから、想像はしやすかった)
・ポールとコーフィのやりとり。

名前聞かれて「飲み物のコーヒーと似てるけど、綴りは違う」
・Eブロックについて説明するポール

「ほしいものがあれば言ってくれ〜でもなんでも手に入ると思うなよ?ここはホテルじゃない。わかるな?」っていうポール、若干スベった感あったけど、きっと気のせい(気のせい)

・話の最後に、必ず「ボス」とつけるコーフィに、ポールは「返事は「はい」だけでいい」っていうんだけど、「はい・・・・・・ボス」っていうコーフィがかわいさの極み。ちょっとフフってなる。

・いすから立ち上がろうとするポール、突然股間を押さえて苦しそうにする。若干内股気味

・握手しようとしたときのポールの大丈夫だ的な手の動き(語彙力のなさ)がすごくたくましい。

・コーフィが収容されると、「もとにもどそうとしました。ボス。でも遅かったです」とコーフィが一言いう。

 

・暗転してコーフィがなぜEブロックに送られてきたかの回想シーン。

保安官の名前がカタカナでよくわかんなかったんだけど、とりあえず2人の保安官?と保安官助手?(衣装替えしたブルータス役の中山さんとディーン役の永田さんだった。)がいて、ポールが臨場感あふれる感じでステージをぐるぐる歩きながら解説する。台詞が矢継ぎ早に繰り出されていてしげすごいの一言。

・血まみれの服を着たコーフィが下手の方で金髪の女の子2人を抱きかかえて大声で泣いていて、保安官2人は銃を構えながら詰め寄っていく感じのシーンでした。

 

・暗転後、ポールとムーアズ所長(めっちゃいい声)のやりとり。

・かくかくしかじかで(ムーアズ所長が相関図を教えてくれたけどわからなかった~)とりあえず、パーシーがポールに追い出された日のことを告げ口して、州知事のおじさんがカンカンに怒っているらしい

 ・ポールはパーシーが死刑執行をしてみたいから、ここにいることを知っていて、そんなやつに死刑執行は任せられないと。1回やらせれば満足するだろうと。精神病院への転属願いを出すことも考えてるらしい。

・話は、メリンダ(所長の奥さん)の体調と、ポールの水道管問題(尿路感染症)へ(物語の重要シーンだと後で知る)

 

・デラクロアとミスタージングルスが糸まきの芸を披露。ポールもブルータスもディーンもたのしそうに笑ってて、ほのぼの癒やしの時間

・たのしそうにしてるのが気になる様子のコーフィ。みんなでミスタージングルスがあっちだ!こっちだ!って教えてあげる。コーフィ見逃して、あ〜残念!全員かわいらしかった

・それもすぐに終わって、帽子をかぶりながら(帽子をかぶると仕事スイッチが入るっぽい)Eブロックに新入りが入ることを告げる。ブルータスは鍵を預けて休憩へ。

・デラクロア「いいやつだといいな~!」 ポール「残念ながらここにいいやつはこない」ほのぼのやりとり

・ディーンとパーシーに担がれながら、手足鎖でつながれた足下おぼつかないウォートンがやってくる。倒れ込んだかと思うと、手の鎖でディーンの首を絞めて暴れ出す。

・ポールは銃を構え、パーシーにも銃をとるように促すが、パーシーはびびって腰抜かしている。

・休憩してたブルータスがやってきて、警棒で殴りウォートン気絶。牢屋へ収監。

・パーシーに報告するように告げ、股間を押さえてじわじわと倒れ込むポール。

・コーフィが見るからこっちに来てくれって叫ぶ。言われたとおりに行く。股間握られ悪いものを吸い取る感じ(不思議な力使ってる)コーフィに光が当てられて舞台全体を黒い虫みたいなものが覆い尽くす。(まっくろくろすけみたいなやつ)(ぞわぞわする)

・限界まで吸い取ったら、パリーンって音がなって(このパリーンは何だろうと思ってたんだけど、映画を見て、照明が割れる音なんだと知った)コーフィ、えほえほむせる。

・尿路感染症完治!

・ムーアズ所長にウォートン事件の報告。原因は鎖が長かったこと(わたしも、捕まえてる割に鎖長いなあって思ってたよ!)、演技にだまされた不注意だったと。

・それからもう一つ大事なご報告が!とおちゃめに水道管問題が直ったことを告げる。やっぱり若干すべった感あったけど、気のせい(気のせい)

・メリンダは脳腫瘍だったと告げられる。クリスマスまでは生きられない

・デラクロアの執行日が決まって、パーシーが指揮を執るように命じられる。これは命令だ!

 

・パーシーが死刑の練習をするために、ブルータス、デラクロアとミスタージングルスをつれてお偉いさんの元へ。

・電気いすの使い方を教えてあげるポール。手と足と身体縛る、布をかぶせる、スポンジを濡らす、ぬれたスポンジを頭に乗せる、帽子のせる、言葉言わせる。

スポンジに水を塗らすところは特に丁寧に説明してた気がする。ぬらしたスポンジを乗せる意味とか、印象づけてる感じ。

・パーシー、このときは水にしっかり濡らしてたけど、何かを企んでる顔してた。

・デラクロア、大成功を収めて帰ってくる。パーシーの皮肉な言葉も気分がいいから気にならない。

・そんなパーシーの腕を引っ張って頭なで回すウォートン。警棒?銃?を構えるポール。すぐに手を離すんだけど、パーシーはウォートンにトラウマがあるからか、おびえててお漏らししちゃう。逃げる。ポール・ディーン・ブルータス、モップもってお掃除。

・ミスタージングルスとずっと遊んでるデラクロア

・ブルータス「あいついつまでやってんだ?明日どうなるかわかってるのか?」

・ポールに、明日はとびきり辛いチリ?を用意してほしいと頼むデラクロア。そんなに辛いの食べたら次の日火便?でおしり痛くなるけど、もうその心配はないって、明日何が行われるかわかってる感じ。悲しい。

・なにか気がかりはないか聞かれて、ミスタージングルスが気になるデラクロア

・ディーンの家で飼うとか、ポールが飼うとかいうんだけど、ミスタージングルスは自由を愛するネズミだからって断られる。突然、フランスみを出してくる。

・見かねたブルータス、ロス?にマウスビルがあるから、そこに連れて行くと提案。

・入場料はある?って聞かれて、「子供は2セント、大人は10セントだ!年パスもあるぞ~…10セント、一緒だ…それなら年パスを買うよな!」(ブルータスっていうか、中山さんのアドリブ芸!おちゃらけていうから和みタイム~~~><♡)

3公演でトイレットペーパーの芯、水晶まではセリフであるみたいなんだけど、その後の4人でクロス引きやら、ショッピングセンターやら、ヘリ操縦、ピザ職人やらはアドリブ?ぽくて、そのときの思ったことを口にするブルータス(中山さん)が面白かわいかった。14日の公演ではシゲが目に入って見てたんだけど、だんだんこんな顔になっていてかわいさの極みでした。

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ここなかったら、気持ちが落ちていく一方だったから、メリハリ大事><

・それを聞いて納得した(?)デラクロア、ミスタージングルスに糸まきを追いかけさせる。そしたら、戻ってきてたパーシーがついにミスタージングルスを踏みつぶす。

・コーフィ、ミスタージングルスを助けて生き返る。

・ポールとブルータス、パーシーに詰め寄る。

「がみがみいうのはやめてくれ、ねずみ1匹殺したくらいで」「ねずみは元気に糸巻きを追いかけてる」「ネズミが生きていて、喜ぶべきじゃないか?」

処刑が終わったら精神病院へ異動するように約束させる。

・執行の日、パーシーがいるとしって動揺するデラクロア。

・ミスタージングルスはデラクロアの手からコーフィへ。

パーシー以外の3人にいいやつだったって握手して、「ほかの場所で出逢いたかったなあ」泣く

電気椅子が登場し、座るデラクロア。不安と悲しみが入り混じった顔。

練習通りに手足、体縛って、布かぶせるときに「マウスビルなんてない」って皮肉交じりに一言

・ディーンが何かしたげだったけど、制圧するポール。

・スポンジを水でぬらすタイミングで、手で水をパシャパシャやるだけでスポンジはぬらさず、乾いたまま頭に置く。

・パーシーの「第2スイッチオン」の言葉とコーフィの「だめだ!」の言葉が重なって暗転。雷のようなバリバリっといった音が鳴り響いて1幕終了。

 

ここで!?このタイミングで!?!幕間!!!?

放心が止まらないタイムでした(個人的に)

 

**

 

 ・15分の休憩後、2幕

・ウォートン、椅子に寝そべりながら「君と僕とでバーベキュー、焼けた焼けたこんがり~♪君と僕とでバーベキュー、焼けた焼けたデラクロアー!」この歌、強烈すぎて1回聞いただけで覚えるし、頭から離れない。

 「静かにしろ!」って机ドンと叩きつけるポール。それでも歌うのをやめないウォートン。今度はクラシックぽく歌い、社交ダンスみたいなのを始める。コーフィは泣いている。

・コーフィ「デラクロアかわいそう」「ああ、かわいそうだった」

・コーフィ「デラクロアはいった、デラクロアは幸せだ」っていうんだけど『いった』の部分が「幸せだと言った」んだと思ってたんだけど、『逝ってしあわせ』なのかなって思うようになった。。つらい現実から解放されたからしあわせ的な…?

・ミスタージングルスは処刑中に逃げていった

 

・ムーアズ所長とのやりとり。パーシーは約束通り転属願を出してきた。が、コーフィの執行の時はまだいる。その時はスイッチ室に閉じ込めておけばいいと。

・メリンダの調子もよくなく、人が変わったように下品な言葉を使うようになった

・それを聞いて、所長は今晩家にいるのか聞くポール。いるが、しばらく見舞いはよしてほしいと断られる。

 

・机を囲んでトランプをするポールブルータスディーン。シゲは配られたカードは最後まで待たないで、1枚ずつ確認するタイプです!(グリーンマイル無関係情報)

・パーシーが報告書を持ってきて、確認するポール。今日はよく働いたから、向こうの部屋でゆっくりしてろ的なことをいう。真意は「お前の顔を1秒も見ていたくない」

 ・コーラを飲もう!って大声で宣言して、ディーンがコーラの瓶とマグカップ3つ持ってくる。(遠くではわからなかったけど、近くで見ると1つだけ若干色が違った)それを飲ませろとウォートン。

・マグカップにコーラを注いで、どうしよっかな~なポール。今日は人間らしくしていたし、あげることに。でも、すぐには渡さないで、渡す素振りもったいぶるやりとりを2度ほど。そのたびに、ウォートン「ぐへへっへ」って笑う。こわかわいい。

・マグカップ受け取った瞬間ごくごく飲みだして、1滴も無駄にしまいとカップについてるのもきれいに拭って執拗に指をしゃぶる。

・カップを返すように促すんだけど、すぐには返さないから「ほかの看守も呼ん取り上げてもいいんだぞ、おまえのさいごのコーラだ。地獄にもあれば話は別だけど」みたいな感じでいうんだけど、「地獄」に敏感に反応して、「地獄とか言うな」って泣きわめくウォートン。ちょっと人間らしさを感じる瞬間でした。

・カップ返してもらう時も、渡す素振りしてた。返してもらったカップの行く末見てたけど、よけて使うことはなかったです~トランプしながら、コーラを瓶で飲むしげちゃんがいましたぜ~!

・くすりいりのコーラを飲んだ(説明はなかったけど、映画とカップの使い方から、カップに薬が入ってた設定なんだと思う)ウォートンはふらふらと長椅子に倒れて眠りにつく

・突然コーフィが車に乗りたいと言い出す。

ブルータス「こいつ、どこまで知ってるんだ?」

・ポールとブルータス、パーシーを連れに出ていく。舞台上にはコーフィとディーン、寝てるウォートンだけに。ポールが舞台上にいないシーンはここが初めてじゃないかな?

 ・ディーンがコーフィに作戦(メリンダを助けるためにムーアズ所長宅へコーフィを連れていく)のことをキャッキャしゃべるのがかわいかった。

・二人が拘束具を着せたパーシーを連れてくる。パーシーエロ本読んでたってよ。

ポール「デラクロアと同じ目にあわせてやりたいが、これが精いっぱいだ」「俺は反省の余地があると思う」

警棒と銃を奪って、懲罰棒に入れて鍵をする。

・時間がたって、まだ車に乗りたいか?ってコーフィに再度確認。「おんなのひとたすける」

・この作戦、ディーンは妻子持ちだから、お留守番。もし誰か来たらなんて説明する?って聞かれて、ポールは昨日のことを報告するためにどこか(覚えてない…)へ行った!コーフィは突然暴れだしたから、拘束具をつけて懲罰棒へ!ブルータスとパーシーは洗濯に行った!よし完璧~!☆みたいな感じでTHE若手!って感じだった。ベテラン勢にそれで?それから?みたいに詰められてたけどふわっふわな回答だったぞ~!ポールとブルータスも、まあいっか感あったけど、バレたら首どころか檻の中なんでしょ、ええの?

・コーフィ檻から出して、いざ行こうとしたら、寝ていたはずのウォートンがコーフィの腕を掴む。そこでコーフィなにかを読み取る。「こいつ、わるいやつだ」

・また起きることがあれば、水に薬を1錠とかして飲ませるようにとディーンに告げるポール。ここでさっき薬を飲ませたことがわかる描写。

ポール「殺したくはないからな」ブルータス「こいつは薬では死なないさ、喜んで貪り食うだけだ」

・牢屋の外に出たポール・ブルータス・コーフィ。外が久しぶりのコーフィは土?草?のにおいをかいだり、風を感じてどこか嬉しそうで幸せそう。その顔がすごく柔らかくて泣きたくなるのよ。

・セットにトラックが出てきて、頭上には星をイメージさせる照明。

・コーフィがトラックの荷台に乗るときに手を貸してあげたり、優しく布をかけてあげるポール。トラックのシーンはずっと優しかった。頭まで布をすっぽりかぶるコーフィはかわいすぎた。空を見上げて「ボス、カシオペア座だ」っていうところとか。

・仕事でいろんな人を見てきたポールは、デラクロアみたいに神を信じ気持ちが変わる人もいれば、ウォートンみたいに根っからの悪みたいなやつもいる。でもコーフィはどっちのタイプではない。コーフィは無実なんじゃないかと思いだして、お前はやってないんじゃないのか?と疑問を投げつけるんだけど、コーフィは一貫して覚えてないっていうの。覚えてないのは体の傷と関係があるのか?とか、はじめは諭すように聞いてたんだけど、「なんで何も覚えてないんだ!」ってだんだん声が荒んでくる。助ける方法を探してる感じ。必死だった。

 コーフィ「覚えてなければ、夜眠れないなんてことはない」

・「元に戻そうとしました、ボス。でも遅かったです」の意味を殺してしまって、コーフィの力を使って元に戻そうとしたけれど、時すでに遅し、だと思っていたが、徘徊していて倒れてる双子を見つけて治そうとしたけど、魂が完全に離れていてできなかったのか?って一人でぶつぶつ言うポール。わたしは普通に後者だと思ってみてたから、3回ともここのセリフが理解できずにすごく引っかかってしょうがなかった。言葉って難しい。

・ムーアズ所長宅へ到着。不審者だと思ったムーアズ所長、ライフル構えて出てくる。コーフィが脱走した、ポール・ブルータスが人質に取られたと思って今にも撃ちそう。女性の叫び声が聞こえて、コーフィ臆することなく歩き出し、「女の人助ける」と言ってライフル取り上げて中へ。

 ・メリンダがベッドに寝ていて、奇声をあげてる。(デラクロアやってた加納さんなんだけど、普通に女性として見れる。役者さんすごい)時々、下品な言葉遣い。

・コーフィ見つけて、あなただあれ?その傷はだれが?って聞く。コーフィいつもと同じように自己紹介。それから、不思議な力を使う。吸ったら吐き出すのにそれをせず、苦しそうなコーフィ。

・メリンダは無事に回復して、コーフィにお礼として、旅人を守ってくれるメダル(名前忘れちった)をプレゼント。

・Eブロックに戻ってくる3人。コーフィは具合が悪そうで、2人に担がれてる。疲れたから寝るとコーフィ。

・ウォートンは起きず、だれも訪ねてこなくて、いつものEブロックより平和だった、僕たちは成功したんだー!って喜ぶディーンかわいいなあかわいい

・パーシーの件にけりをつけようと懲罰棒から出す。扉前でおとなしく座ってるパーシー不覚にもかわいいと思ってしまった。出てきたら口にテープ貼られてるけど叫んでて、騒いだらまたテープ貼るって言われて、わかったってうなずいてるのに騒ぐもんだからポールにぽっぺパーン叩かれて、そのまま机の上へ。

・ポールとブルータスに絞られて、警棒と銃を返してもらって腹を立てて出ていこうとする。 そしたら、寝てたはずのコーフィに腕をつかまれて、メリンダから吸い取った悪いものをパーシーに吹き込む。

・吹き込まれたパーシー廊下をぐるぐる回り始めて、寝ているウォートンに銃向けて4発くらい発砲。あまりに突然のことだったから目が点だった。

・そのあと、もだえ苦しみだして気絶。指パッチンして確認するポール。「コーフィ!!!」

 

・メリンダのことと事件のことは関係あるのかとムーアズ所長とのやりとり。

ムーアズ所長「パーシーは精神病院に行くことが決まったよ。患者としてな」

・コーフィの執行の日が正式に決まったことを告げられる。

・舞台中央に机といす。看守服のジャケットを脱いだ状態のディーンとブルータスがいて、あとからポールが入ってくる。サスペンダー!かわいい!シャツのみだとシゲのガタイの良さがよくわかる。

・ブルータスと休みを代わってもらって、コーフィの事件の真相を調べに行ったポール

「俺は知るべきことをすべて知ってしまった」

・かくかくしかじか(2度目)で双子の女の子を殺したのはウォートンだったことが判明。その解説中、死んだはずのウォートンが舞台をうろうろしてる。(誰にも見えてない設定)

・コーフィが冤罪ということをしって、死刑制度について疑問が湧きだすディーン。

・死刑は必要だと思ってるポール。それは、被害者家族の心の問題からだと。そしたら加害者家族は?俺たちの気持ちは?って疑問を投げかけるディーン。

「ある!俺たちにも感情(だっけか?)はある!」って言い切るポール。死刑囚を守ることで自分たちを守る。最後に何を食べたいかを聞くのもそう。水を浸したスポンジを頭にのせるのもそうだ。何重にも仕掛けをして自分たちを守ってる。と。

・今度はディーンに死刑囚を殺してるのは誰だ?頭にスポンジを乗せた人か?ボタンを押した人か?執行を命じた人か?と問うポール。国民全員が殺している。それが民主主義だ。ディーンの奥さんも殺してるのと同じだ的な。そして、この死刑制度が変わらない限り、将来ディーンの子どもも人を殺すことになる。と。

・その話を聞いて、仕事だから俺はやるよ、というブルータス。そして死んだときに神様に文句を言うみたいなことを言っていた。

・最後にディーンにできるか確認して去っていくポールが、父性の固まりだった。

 

・暗転後、中央には長椅子1つ。そこにポールとコーフィが座ってる。「やあ、ボス」「やあ、コーフィ」やさしい世界

・明日どうなるかコーフィはきっとわかっていて、最後の晩餐のメニューを聞くポール

「コーフィが飲みたいといえば、ビールだって飲ませてやる。マグカップ1杯だけど」「ビールは嫌いだ。ミートローフがたべたいなぁ」かわいい…

「グレイビーソースにマッシュポテトもつけてやろう」「あと、おくらとか」

・牧師はどうする?って聞かれて、牧師はいらない。ボスに祈ってほしいとコーフィ

・なんとか死刑回避をしてあげたいポールなんだけど、コーフィはウォートンに腕をつかまれたときに見たことの話をして(ウォートンは、片方の女の子に、騒いだら、片方の子を殺す、もう片方にも同じことを言って、二人の愛を利用して二人を殺した)生きることに疲れていてそれを受け入れてる様子。

・コーフィはポールに握手を求め、ポールに何かを吹き込む。

・ポール、ステージをぐるぐる回って何かを考えている様子。

・ムーアズ所長が出てきて、執行には立ち会わないことを告げる。メリンダの回復祝いをするんだってうれしそう。

ジャケットを羽織るポールに、メリンダを助けた男と双子の少女を殺した男が同一人物だと君にはわかるかね?みたいな言葉を残して去っていく。

 

・ついにその時がやってくる。

・ポール、コーフィのために祈る。ディーンを見たらもう泣いていて、たまらない気持ちに。

・コーフィも昔教えてもらったお祈りを唱えていいか聞いて、唱えだす。(覚えてることあるんじゃんってちょっとほっとする)

・ここだったかな、メリンダからもらったメダルを次ぎあう時まで預かっててほしいとコーフィからポールへ渡す。

・ミスタージングルスはマウスビルにいて、双子の女の子もいて、糸巻きの芸をみて笑ってる夢をみたんだとうれしそうに話すコーフィ。

・廊下を進み、電気椅子に座り、手足をしばる。ディーンはやっぱり泣いていて、ブルータスは平然としていた(装ってただけ?)ポールはまだ毅然としているんだけど、デラクロアの時とは様子が違う。

・布をかぶせようとするが、暗闇が怖いからとつけず。

・涙目で言葉に詰まりながら第二スイッチオンをいうポール。(3公演ともそうでした)

暗転して、ドラクロアとはちがう、優しい音が鳴る。

 

・上手にポール。下手からやわらかい光に包まれてコーフィが出てくる。

あのあと、すぐにディーンはやめ、コールドマウンテンも閉鎖してブルータス・ポールも職を失ったこと、コーフィが吹き込んだ不思議な力のせいで、ブルータス・ディーン、愛する人は死んだが、ポールは生きていることをやりとり。

やるせない感じで旅人のなんとかを見つめながら「はやくこのメダル返したいよ」

・コーフィやさしい笑顔で去っていく。

・ポール「どんな人間もいつかは死ぬ。それにしたって、このグリーンマイルは長すぎる」

 

 

 ***

この舞台を文字にするのはナンセンスかなあと思いながらも文字にしちゃった。

観劇してから2週間ぐらい経ってるのに、書こうと思えばまだ細かくかけるくらい、今でも役者さんの息づかいやイントネーションを鮮明に覚えています。書き出したらきりがないからこのくらいのざっくりで。ひとの記憶は薄れていくものだけど、こんなに色濃く頭の中に残ってるなんて自分でも信じられないです。

なんといっても、わたし的初日の衝撃たるや。目の前で繰り広げられた世界が忘れたくても忘れられず、終わったらお買い物でも行こう~♪なんて思ってた気持ちはあっけなく崩れ去ったし、街の音がものすごい雑音に聞こえて家に帰るまでつらかったです。

 

帰ってすぐに、映画のDVDをポチったし、翌日の公演のために物語を少しでも理解したいと、ネットで知識を入れる作業をしました。wikipediaの知識だったけれど、時代背景を知る努力をするかしないかで舞台の景色はずいぶん変わったように思います。

基本設定として、集中力皆無なもので、映画は苦手マンだし、見ても日本のハッピーエンドな映画しかほとんど見ないし、洋画はカタカナばっかりでわけわかんないし ましては死刑を題材にするような確実に誰かが死んでしまうバッドエンドなものとは無縁なところにいると思っていたわたしが、まさか、自主的に洋画の、しかも人が死ぬ作品のDVD(実際はブルーレイです(ドヤ顔でうっています))を手に取るなんて思ってもみなかったです。これもきっとシゲとこの舞台のおかげ。3時間もあったけど、一気に見ることができました。

映画を見て改めて、舞台のテンポのよさ・見やすさを知ることができたから見てよかった。執行のシーンも、断然映画の方が生々しかったけど以外と目をそらすことなく平気だったから、舞台にいかに恐怖を植え付けられてたかがわかったよ……

わたしは120%舞台派でした〜!要点が押さえられててわかりやす・みやすかったです!!グリーンマイルの知識がなにも入ってないなら、わたしなら初見は舞台をおすすめしちゃう!

 

どのキャラクターも個性的で粒ぞろいだったから、それぞれの感想でも

 

まずはパーシー。パーシーはただただまっすぐに嫌なヤツ。嫌なヤツで片付けるには足りないくらいの嫌なヤツ。親の七光り系を武装してえばってる典型的なクソボンボン。映画ではちょっと頭が足りてない雰囲気があって、おバカだからこんな感じなのかな?なんて思うこともあったけど、舞台のパーシーは変なところで頭が回りそうな感じがして、余計にやなヤツが際立ってたように感じました。

いいところを探そうとちょっとした動きもみてたけど、いいところなんてひとつもなくて。根っからの嫌なヤツでした。

でもどこか憎めないと部分もあって。デラクロアの執行が終わったら異動するように言われて、すぐ了解するところとか、ちゃんと言うこと聞くところとかえらく素直だなと。(スポンジに水は聞かなかったけど)

恐怖(ウォートン)に対してはちゃんと怯えるし、執行の練習は意外と真面目にやってたし、嫌なヤツ要素(特に親の七光り)を取っ払うと、ただの素直でまじめな子なんだろうなぁきっと。嫌なヤツではあったけど、わたしは嫌いではなかったよ。

それはそうと、パーシー役の伊藤さん、シゲより年上なんて絶対にウソだ!!そんなバカな!!ずっとシゲより年下だと思ってた!20代前半くらいだと思ってたぞ!!!!

 

デラクロアはなんで死刑を待つEブロックにいるんだろう?と思わずにはいられないくらい、罪とは無縁な陽気で明るくてちょっと子供っぽい雰囲気をもっていて、ミスタージングルスと共に癒しの存在でした。デラクロアが中心にいると、暗闇が晴れるような、そんな力があったように感じました。

個人的に、お尻の筋肉が落ちて、ズボンのお尻の部分がダボっとしてる感じのおじいちゃんおばあちゃんとか見ると切なくなる体質持ちなので、デラクロアのズボンの着用感は切なさを煽ってきて余計に悲しかったです…ポールブルータスディーンと握手するとき、電気椅子に座るときの後ろ姿とか…

近くでみるデラクロアの足の裏は裸足だからちゃんと汚れていて、その汚れ具合からここにずっといたことを感じ取ることができました。細かいところまで手を抜かないのが舞台なのだなぁと思う瞬間でした。

デラクロアは1幕で天に召されてしまったから、加納さんはお疲れ様でしたー?と思っていたら、メリンダとして再登場。しばらく同じ人だとは気づかなかったです。女性らしい所作で女性より女性らしかった。役者さんってすごい。

 

ディーンはかわいい。とにかくかわいかった。末っ子気質で天真爛漫に看守という仕事を一生懸命に全うしてるなあという印象。一生懸命すぎるから執行のたびに壊れてしまわないか心配になるくらい。彼は死に近いところにいるのには向かないタイプじゃないかなぁなんて。デラクロアの時もコーフィのときも手も口もギュッと結んでいたし。ずっとミスタージングルスの糸まきの芸を見せといてあげたい大賞受賞です(モンペ)

楽しいこと(糸まき芸みてる・作戦を計画、成功したとき)をしてるときのディーンのセリフの語尾にはずっとお星さま☆見えてたよ!これは永田さんの持つ力かな?フレッシュ!かわいかった〜!!

 

お次はウォートン。この舞台には女性はいないって聞いてたのに、女性いるやん!と思ったくらいには、おっぱい(胸板と呼ぼう)あるし、女性らしい風貌(IKKOさんを思い出させるそれ)で、2度見くらいした。顔を上げたらひげ生えてた。男性だった。っていうのが、ウォートンはじめましての印象でした…

なんというか、ウォートン演じる鍛治さんは目でのお芝居がすごい。 粘着質っていうのかな?擬音で表現するならねっとりって感じ。やばいヤツ感が半端ない。何がヤバイかってなにもかもヤバイ(ヤバイしか言えない病か?)

捕まってるのに、隙さえあればまだ何か悪さをしようと企んでる目をしてて、その目はまるでハイエナのようで、日常生活の中にこの人いたら確実に遠ざける類。それでいて、パーシーをこねくりまわしたり、コーラを飲んでゲップしたりして看守の気を引いてるのかなと思う部分も見え隠れして、案外かまってちゃんなのかも。最凶かまってちゃん。

セリフは少ないけど、舞台上にいる時間は長くて、といってもだいたい寝てるんだけど、ただ寝返りひとつ打つだけでもこれから何かやるんじゃないかと思うくらいウォートンが動くと怖さを感じましたね。存在感がめちゃくちゃあった人です。すごい。

 

そして感情に流されず誰に対しても平等な対応を取っていると思ったのがブルータス。相手(囚人)とある程度の距離を取りながら仕事をするひと。

どの役者さんも表情の次に気になって見てたのが手の動きなんだけど、どの囚人を前にしても手の力の入れ方が変わらなかった。ブルータスの感情が変わらないことで、ポールとディーンの感情の揺れがわかりやすく受け取ることができました。

仕事だと割り切っているのか、それとも感情を押し殺しているのか、その辺は読み取れなかったけど、「仕事だからやる」の言葉に、前者に近い感覚なのかな?と思ったり。

そしてなにより、ブルータスというよりは中山さんのお芝居がだいすきでした〜!マウスビルのくだりの前の、やったりますか感最高だったな〜!

最初は真面目な役だったからわからなかったんだけど、ミスタージングルスの下りで、この感じ…知ってるぞ…と思ってパンフレット読んだらグレートネイチャー の牛(長谷川先生)じゃないか〜〜!とグレートネイチャー の記憶が蘇りました〜〜決まってるセリフをアドリブぽくいう技術とか間の取り方とか言葉選びが抜群にツボなので、NEWSいち切れ味抜群なシゲのツッコミと中山さんのボケで舞台なのかコントなのかなんなのか…とにかくなにかやってほしいです〜!

シリアスな場面が多い中のコミカルさ、最高でしたありがとうございました〜!!

 

次なんだけど、きっとすごく少数派だろう意見言ってもいい???いい??いいね?いうよ?

わたし、ムーアズ所長嫌いなタイプだわ(⌒▽⌒)☆あはははは (ただし、小野寺さんはメガトン級に良い声)

わたし、ひとが話してるのを聞いてるかのようで、最終的に自分の苦労話・自慢話・思い出話にすり替えちゃうひと苦手なんですよー。あっ、うちの上司のことなんて言いたいわけじゃないんですけど( >ω∂ )☆(確信犯)

ポールがおちゃめに水道管問題の治った話をしても、デラクロアの最期の話をしたかと思ったら結局最後はメリンダの話。自分がしたい話に持っていく。あ、この人すごく苦手や…だった瞬間でした。

愛するひとが死に直面してる状況下にあるから余裕がないのは仕方ないと思う。し、弱い部分を吐き出せるひとが近くにいれば甘えるのはわかる。

そしてこれは物語だから、コーフィが不思議な力を使うために必要な前置きだってことも充分承知している。

だけど、ポールにコーフィの執行には立ち会わないと言った後に、回復祝いをすると嬉しそうにいった言葉、あんまりじゃないか、と思ってしまった。コーフィに対して少なからず情があっただろうポールがこれから彼に行おうとしていることへの気持ちは?汲み取ってのその発言?死と向き合う人へこのタイミングで言うかねってびっくりした。話をよく聞いてくれて、自分の人生を賭けてくれたポールに対してあまりにも無慈悲すぎる。

ポールの気持ちを汲み取って配慮があれば、きっとこのタイミングでは言わないだろうし、わたしは言えない。

こんな上司の下では働きたくないなって単純に思いました。

定年退職間近とのことだったから、きっと多くの死を見てきたんだろうし、それ故の慣れなのかしらないけど、パーシーみたいに人の死に興味を持つ人より、命をモノみたいに扱うような感覚で他人の死に無関心の人のほうが怖いなとおもった。病気だろうと罪によっての裁きだとしても同じ命なのにね。

現場の声を聞かなくて、とんでもないことになってしまった後のムーアズ所長の対応とかも、Eブロックの現実と向き合ってない感じがしてすごく嫌でした…

全く感情移入ができない人だったなぁ。(※ただし、小野寺さんの声はとてつもなく良い声である)

 

そしてポールと並んでもう1人の主人公、コーフィ。最初から最後までずーっと純粋。純粋すぎて一番わからない人でした。言葉数も少なくて、少し幼い子どものよう。

身体の傷のことや、何も覚えてない・暗闇が怖い理由とか、ポールのことをボスって呼ぶのはなんでだろうとか、ずっと助けると言っていたひとが、デラクロアを苦しませて殺してしまった『悪い人』を使って、双子の女の子を殺した『悪い人』を殺してしまう感覚はコーフィのやさしさからなんだろうか?それとも怒りから?とか、コーフィのこと考え出したら、そんなに備わってないわたしの中の想像力がギュンギュン働いて超疲れる。想像したところで、結論なんてわからないんだけど。ちゃんと天国に行っているといいなあ、ただそれだけを願う。コーフィはそんな人でした。

 

毎度のことで本当に申し訳ないんだけど、お得意の把瑠都さんは何者か全く知らなくて、グリーンマイルの知識を得る時一緒にウィキペディアしたんですよ~調べた結果みなさまご存じの元力士さんだということがわかったんですけど、この方、前職はお相撲さん?ほんとに?お相撲さん役とかじゃなくて???え??って瞬間でいろんな疑問がわき上がるくらいかなり繊細なお芝居をする方でした。

今回、お席の運もかなり良くて、4列目→7列目→2列目で見させてもらっていたのだけど、2列目で見たときに初めて電気いすのシーン、帽子をかぶせられている時に涙を流してることを知りました。4列目でも表情読み取れるくらい近かったのに気づかなかったのよ。泣く前ってなんとなくだけどこれから泣くんだろうと思うような空気だったり、表情だったりするじゃん?把瑠都さんはそんな素振り一切なくて気づいたら右目からスーっと涙出てて、本気でびっくりして鳥肌立ったな~。でも、次のシーンではもう笑っていて、カーテンコールではすんごい優しい笑顔でお辞儀してるの。いや怖いわこの俳優さんって感じ。

舞台が初めてだなんて信じられなかったもん。相撲界、芝居の稽古もしてるのでは…?ってうっかり相撲界に興味持つところだった…(ちょっと調べた)

わたしが観た時はもう何度も舞台にあがっていらっしゃったから慣れていたのかもしれないけれど、初舞台であんな存在感でいられるのは素人ながらに驚きでした。

もっと把瑠都さんのお芝居を観てみたい欲がふつふつと。そのくらい把瑠都さんのお芝居は魅力的で、把瑠都さんという素敵な役者さんと出逢えたのが今回の舞台での大きな収穫です。

  

そして最後にポール。

ポールはパーシーやウォートンのような、いうこと聞かない人たちに対してはかなり厳しいけど、それ以外の人には優しい部分を惜しみなく出す、0か10の人だなあとぼんやりと思っていたんです。まあ、よく考えたら、仕事と真っ正面から向き合っているからそうなるのは当たり前だよね。真っ正面から向き合ってるから、冤罪のコーフィをなんとかしたいと思うのは自然な流れだよね、とひとり納得してました。

とにかくポールはコーフィに対して情の入れ方が尋常じゃなかった。

 すごく印象的だったのが、コーフィ最後の晩餐の「ミートローフが食べたい」のあとの言葉、「グレイビーソースとマッシュポテト」のやりとり。映画では、コーフィが自らこの2つも希望していたのに対して、舞台ではポールがつけてやるっていうの。その一言をポールがいうことで、コーフィに対しての愛情を感じることができて、とてもやさしいやりとりに聞こえました。希望すること以上のことを叶えてあげようとするやさしさが胸にしみた。シゲが演じるポールには所々に女性的なやさしさがちりばめられてた気がする。脚本家さんが女性だからかな?‬

 

コーフィとのお別れの時は、3公演とも同じタイミング(コーフィと目が合う)で目を潤ませて言葉に詰まってしまっていた。このときはポールとしての感情なのか、シゲとしての感情なのか全然わからなかったよ。

それから、デラクロアの時にはやらなかった手をぎゅっと固く結んで耐えているような仕草は、無意識なのか故意なのか気になって仕方がない。教えてしげちゃん。

 

ほとんどが年上というなかで、2時間弱ほとんど出ずっぱり喋りっぱなし動きっぱなしで、看守主任という全てのまとめ役をやるシゲは堂々としていました。その姿がすごくたくましくて大きく見えてかなりかっこよかったです。シゲってあんなに声出る人だったっけ?としげの声量に驚いたし、声がいつも以上に耳にすっと入ってきて心地よかった。しげの声だいすき。

きっと1公演やるだけでも、気力体力集中力がすり減りそうなのに、舞台に立つ姿は生き生きとしていて、ポールという役を楽しんでいるように感じました。ひとつひとつの表情も丁寧に表現していて手を抜かない。ただただ尊敬でした。

30代のシゲはどこまで行ってしまうんだろう。遠くに行ってしまいそうなさみしさもあるけど、今後の活躍がすごくすごくたのしみです。きっとこの経験はしげのこれからの活動に色濃く影響していくんだろうな~!次のアルバムのソロ曲、とっても楽しみ期待大で待ってますね!しげちゃんがんばって!(プレッシャーになれ!笑)

 

シゲがラジオで、

「軽い気持ちで観に行ったけど、帰り道に何も話せないくらいの衝撃を受ける舞台に。そういうところまでみなさんを連れていけたらなぁと日々思いながら頑張っています」(SORASHIGEBOOK 2017.10.1)

といった言葉。今ならその意味がよくわかる。

初めはシゲ目当てだったけど、見れば見るほどストーリーとほかの方の演技力にもグッと引き込まれていて、シゲ目当てとか言ってられないほど、ひとつの作品の虜になっていました。

2回目の観劇の時は、初見の印象が怖すぎて もう見たくないかもという気持ちがあって、グローブ座の前について「きてしまった…」と思ってしまったんだけど、一方でその怖さを欲している自分がいたし、3回目は見たくてたまらなくて、毎回違う気持ちでグローブ座に向かっていて不思議な感覚でした。

まんまとシゲの手のひらコロコロだったよ!よっ!座長!

グリーンマイルの初見がシゲをはじめ、素晴らしすぎる役者のみなさんが演じる舞台でよかったと心から思っています。この時ばかりは、何も知らなかった自分、グッジョブと思いました。(笑)

想像を遥かに超える作品で観客を魅了してくださって本当にありがとうございました!! 

 

遅くなってしまったけれど、キャスト・スタッフの皆さま、東京27公演 千秋楽までお疲れ様でした!

京都公演も怪我なく最後まで完走できますように。